働きたいのに、働けない。

32歳、独身、女の徒然。日々頑張って生きてる。

東京藝大美術学部 究極の思考

今週のお題「読書の秋」

本って、自分には持っていない世界を知れるのが面白い。

今回、手に取った本


東京藝大美術学部 究極の思考

レビューというよりは、主観というか、ただの個人的な感想。

東京藝術大学とは

日本で唯一の国立総合芸術大学

偏差値は、大学受験パスナビによると、美術学部は偏差値65.0

上野動物園の横にある東京藝大は、人間動物園とも呼ばれているほど個性的でユニークな人の集まりらしい。

本の要約については、フライヤーを参考にして貰った方が分かりやすいと思う。

少しでも興味を持ったきっかけとして、私はデザインの専門学校に通っていた。

中学・高校の時から進学について悩んでいて、美術に興味があったり、専攻することも視野に入れていた(のちに適性はないことを思い知る)。

好きなことを仕事にするということは、決して簡単なことではない。

自分自身で身をもって体感したからこそ分かることだけれど、好きなことだけで生計を立てて成功する人なんて、一握りなんですよね。

それでもやっぱり楽しく生きていたいので、日々、楽しいこととか面白いことないかな〜。と思いながら生きている。

美術館とか巡るの好きだけど、独りで行ったり、のめり込めるほどそこまで好きではないな〜。というのが本心(消極的か)

そもそも、自分が本心でやりたい!と思ったことって、あれこれ考えずに自然とやっていると思うんですよね、何事も。

私が悩んでいるのは、そこまでやりたい内容ではないからなのかもしれない。なんて。

社会人になって、新たに趣味を持ちたいと考えた時に油絵がしてみたいなと思って(突拍子もない)

体験に行ってみたことがあるのが、絵画教室。

時間が掛かる油絵が突然できる訳でもないので、まずは基礎となるデッサン。

鉛筆のみで描いていくのだけれど、難しい。

私、デッサンとか苦手だったわ。

ものの見え方とか、正確な感覚を捉えられない。

でも、本によると得られるのは、物事をじっくり観察する技術らしい。

アーティストは、以下のプロセスで作品を制作する。

(1)作品のビジョン・アイデアが浮かぶ
(2)具現化するために思考を巡らせたり、取材・リサーチをしたりする
(3)作品制作をする
(4)作品展示をするため、さまざまな人と協働する

ビジネスという視点において、デザインやアートひとつにしても様々な種類や役立ち方がある。

ロジック(論理的)・クリエイティブ(創造的)、文系・理系的思考など、深く掘り下げることによって得られるものはひとつじゃないからこそ、奥が深いのかもしれない。

複合的に絡み合うからこそ昇華させていくことが出来るのだろうな、と思った。

私は、芸術の道に進むほど天才肌とは程遠いけれど、創造するということは比較的好きなのかもしれない。

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